アイコン エバークリーンの爆発火災 リサイクル燃料製造工場に警鐘

再生油製造販売会社のエバークリーン(株)(千葉県野田市二ツ塚57番地、本社: 東京都千代田区丸の内二丁目3番2号)のリサイクル工場で2人が死亡、16人が重軽傷を負った爆発事故で、廃油から不純物を取り除く遠心分離器付近で発火 した可能性があることが分かったと報道されている。

 千葉県警捜査は、業務上過失致死傷容疑で、爆発が起きた工場の現場検証を行った。
 同社によると、工場ではガソリンスタンドから回収したエンジンオイルなどの廃油を精製し、再生油にしている。
 廃油は「マイクロセパレーター」と呼ばれる分離器に入れ、不純物を取り除く。

分離器は、箱形で、中にある高さ約50センチの円柱のような部品に廃油を入れて回転させるが、回転によって生じた熱が、気化した油に伝わり、引火した可能性があるという。
 ただ、同社は「セパレーターは密閉されておらず、廃油は引火しにくい」と説明。県警などは現場検証で慎重に原因を調べる。
当再生重油精製工場は1991年10月に落成している。
気化したガスに引火して爆発したことに変わりはなく、ガスがどこに蓄積され、その蓄積されたガスに、どの熱が伝わり爆発したのか原因究明が待たれる。
廃油・廃オイルなどのリサイクル工場施設は、過去の国の推進もあり全国に所在する。当工場も野田市の南部工業団地の中に所在している。地域の安全面からも、今後、消防法による高い安全管理が求められる。そんなことしたら、採算が合わないというのなら、国が補助金を出すべきだ。
消費大国の日本、その排泄物は国家が責任を持って処理なり、リサイクルするのは当然のことだ。それを地方公共団体や企業が変わって行っていても、その最終責任は国にある。排泄物の一種の使用済み核燃料棒は、処理もできず、リサイクルもできず、増え続ける膨大な量に対する膨大な費用だけが国家から排出されているが・・・。

17日の報道では、従業員の話として、爆発前にガソリンのような臭いがしたと証言している。廃オイルとして遠心分離機の「マイクロセパレーター」内に、廃オイルのはずが、何かの手違いで回収されてきた容器にガソリンが混入したものを投入したならば、爆発の可能性は十分考えられる。

[ 2013年11月18日 ]
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