アイコン アイシンAWの爆発火災はアルミの集塵爆発だった 生産再開される

1.事故発生状況
10月15日(火)午後11時13分頃、第2工場(愛知県安城市)
ダイカスト区の集塵機付近にて粉塵爆発が発生
翌10月16日(水)午前2時23分頃、鎮火

2.被害状況
人的被害: なし
物的被害: 集塵機およびダクト、壁・天井の一部破損

3.生産状況
事故発生時より第2工場の生産を停止
10月16日(水)午前11時頃から、ダイカスト区を除いて生産を再開
同日午後4時頃、ダイカスト区も含め、第2工場全体での生産を再開

4.原因と対策
事故対策本部にて原因の究明を進めるとともに、再発防止に向け、全力で取り組む。

爆発・火災のアルミダイカスト区の生産再開は、文字どおりには解せられない。警察や消防署の火災現場検証などあり、また、被害がダクトや損傷した建物の部分の改修工事もあり、全体で工場再開したとの表現は言葉のアヤであろうか。
肝心なことは、当火災でトヨタ等への供給に支障が出るのか出ないのかであり、その部分には触れていない。

集塵爆発は、木工会社の集塵ダクトで発生するが、ダクトは天井部に設置されており、通常、下で多くの人が作業しており、非常に危険な爆発となる。今回の爆発では、けが人がいないことが何よりも幸いといえる。

アイシン・エィ・ダブリュに対しての取材では、
1、 供給体制:
工場の焼けた部分を除き、工場は既に稼動しており、供給体制になんら問題はない。また、変速機の部品であるアルミダイキャスト部材は、別のところからの供給があり、今回の爆発火災により、お客さんへの供給については、一切支障も問題もない。
2、復旧:
爆発現場の復旧は、まだ焼け焦げたままの状態である。消防署等による現場検証は終わったが、社内での原因調査は今後に行い、それから、復旧工事に入る予定としている。

なお、前回記事では、水蒸気爆発との消防署による未確定爆発原因を掲載していましたが、会社による爆発真相は、アルミダイキャストの切り粉を集塵するダクトで、集塵爆発が起きたと発表しています。ここに訂正いたします。
 

[ 2013年10月18日 ]
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