アイコン PM2.5大気汚染粒子1週間予測 日本襲来

下記図は、PM2.5など大気中に浮遊する微粒子が、中国・韓国などの発生源からどのように広がるかを計算し、日本全国各地の予測を3時間ごとに区切って表示したもの。
SPRINTARSは、皆さんの税金により東京大学大気海洋研究所(気候システム研究系)・国立環境研究所・海洋研究開発機構(地球環境変動領域)により開発されたPM2.5日本襲来予測システム。

1週間分の予測が見れるSPRINTARS
クリック
http://sprintars.riam.kyushu-u.ac.jp/forecastj.html

2014年1月、深刻な大気汚染に覆われる北京で、巨大スクリーンによる日の出の中継が行われたと環球時報(人民日報の国際版)が伝えた。

北京の大気汚染は、自動車の排ガスに加え、市を取り囲む河北省が中国最大の鉄鋼生産地であり、石炭火力や溶鉱炉から有害煙をタレ流ししていることに加え、冬季は暖房のため石炭使用量が大幅増加するため最悪化する。
最近の調査では、2010年に中国で大気汚染が原因で亡くなった人は120万人に及んだという。
中国政府が新しい施策を打ち出し真面目に実行していかない限り、朝鮮や日本どころか全世界にも影響が出ることは避けられない。

なお、日本で外出を控えるよう注意喚起する基準は70マイクログラム。(日本の環境基準:1年平均値が15μg/m3以下、かつ、1日平均値が35μg/m3以下。・・・H21.9.9告示)

中国国営テレビが報道する<大気汚染・スモッグの5大長所>()内はJC-NET見解
また、2014年1月、中国国営中央テレビのニュースサイトで自虐とも思える「スモッグの5大長所」を伝えている。
1、スモッグが中国人を団結させる。(団結どころか苦しんでいる。肺炎患者が急増)
2、平等にさせる。(貧富差に関係なくスモッグは襲う。但し、家の中では日本製の高価な空気清浄機が各部屋に配置され、健康まで貧富の差拡大)
3、目覚めさせる。(中国はこんなに汚い国だったかと目覚めさせる。または、息が苦しく早く目が覚める。実際は環境意識が高まったということらしい)
4、ユーモア深くさせる。(スモッグになったら笑い転げよう?中央TVのユーモア不明。実際は、濃霧を題材にしたジョークがはやるなど中国人をよりユーモラスにしたと自虐)
5、科学知識を蓄積させる。(大気汚染について勉強することから、科学知識が身に付くと自画自賛している)
中国中央テレビとは別に、環球時報は2014年1月、「スモッグの軍事有用論」を展開している。「スモッグは偵察装備を無力化させ、ミサイル照準も防げる。スモッグは防衛的軍事行動に有用だ」と結論付けている。
共産党新聞がスモッグ有用論を展開するなど中国共産党政権は、大気汚染の撲滅を本気でやる気はさらさらなさそうだ。
逆立ちしても、とてもまっとうな国とは言い難い。


PM2.5
深刻な大気汚染が続き、日の出が見られないことから、スクリーンに日の出を映し出した中国北京。
 

[ 2014年1月20日 ]
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