アイコン もう手術再開 生体肝移植「神戸国際フロンティアMC」

「神戸国際フロンティアメディカルセンター」の理事長兼センター長は、京都大学病院にいた生体肝移植の日本の第一人者、しかし、生体肝移植を受けた患者の死亡が相次ぎ、4月18日以降の手術を中止していた。
しかし、喉元を過ぎたと判断したのか、厚労省が調査を放棄したのか、「神戸国際フロンティアメディカルセンター」は3日午前、肝臓がんで入院中の兵庫県西宮市の男性(63)に対する生体肝移植手術を開始した。

手術は当初4月下旬の予定だったが、日本肝移植研究会の指摘を受けて延期されていた。
センターは手術再開にあたり、他施設の移植外科医を参加させるなど手術体制を強化したという。
以上、

「神戸国際フロンティアメディカルセンター」は開業前に医師たちは、インドネシアと提携し、インドネシアでも生体肝移植を実施、そこでも死人を多数発生させていたと報道されていた。
理事長の権威が手術を再開させたのか、歯止めがかからぬ様相。
ただ、老齢とはいえ生体肝移植の第一人者、術後の体制を京都大学病院並みにすれば、合併症などの問題はクリアされると思われる。
ただ、「神戸国際フロンティアメディカルセンター」はいくら死人を出しても、問題はなかったと言い張るところに最大の問題がある。
当センターは神戸市主導で創設された新病院であり、各部門のスタッフ不足は明らか。当センターは、ほかの公立病院と連携しており、まったく問題ないとするが、公立病院といえども、今時、ヨソの病院に対応できる暇な先生たちがいるのか疑われる。京都大学病院とは違う。

当センターは生体肝移植手術における死亡率が、ずば抜けて高い問題を、第3者機関が徹底して調査・総括しない限り、新たなる手術は控えさせるのが当然だと思うのだが・・・。

また、インドネシアからも患者を送り込ませており、先端医療と標榜する日本医療の国際的な信用失墜問題に発展するおそれが高い。
監督省庁の厚労省はどうしているのだろうか、生体肝移植の第一人者としてビビッているのだろうか。厚労省が動かなかったら外務省が出るべきだ。
1度あることは必ず2度あり3度ある。

 

[ 2015年6月 3日 ]
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