アイコン ラオックス 出店加速 インバウンド効果最大受益

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外国人旅行者の需要を取り込もうと、家電製品や化粧品などの免税店を全国で展開する「ラオックス」は、再来月までに3つの店舗を出店する。

免税店を全国で展開する「ラオックス」は、売り上げのおよそ90%を外国人が占めていて、免税店事業のことし1月から3月までの3か月間の売り上げは、去年の同じ時期の2.7倍に増えたということです。
これを受けて、「ラオックス」は、来月から再来月にかけて、新たに3つの店舗を出店することになりました。

 
新たに出す店舗は、大手デパート「大丸」の「神戸店」と「京都店」、それに「福岡天神店」にテナントとして入り、出店経費の抑制と効率的な集客をねらっている。
さらに、大阪の大丸心斎橋店に今年3月にオープンした店舗も売り上げが好調なため、売り場を3倍以上に広げる計画。
 
国内の消費回復が力強さを欠くなか、小売りや外食業界では、外国人旅行者の旺盛な消費意欲を取り込もうと、売り場や品ぞろえなどを見直す動きが広がっている。
同社は、中国家電販売最大手の蘇寧雲商集団股份有限公司が親会社。
 
2015年8月6日発表
「ラオックス大丸心斎橋店」増床
2015年8月6日発表
「ラオックス大丸福岡天神店」
2015年8月6日発表
「ラオックス大丸神戸店」
2015年8月6日発表
「ラオックス大丸京都店」
2015年8月4日発表
「ラオックス 心斎橋筋店」
 
/百万円
12/12
13/12
14/12
15期予
16期予
17期予
売上高
22,948
33,150
50,196
70,000
100,000
150,000
営業利益
-1,430
-1,664
1,736
 
 
 
経常利益
-1,389
-1,656
1,778
4,550
7,000
12,000
当期利益
-1,356
-3,245
1,242
 
 
 
総資産
16,869
15,299
18,959
 
 
 
純資産
12,150
9,180
10,279
 
 
 
中国訪日客
142
131
240
 
 
←万人
・15年は6月までに217万人、116%増と倍以上
 
[ 2015年8月 7日 ]
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