アイコン 新興国 FRB不況に借金2千1百兆円/IMF

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米国FRBが自国の金融政策を長年弄び、この間、新興国へ投資されていたドル資金が引き上げ られ、本国への還流やリスクの少ない国への投資へ回されている。その結果、景気が好調だった新興国は大幅な為替安に陥り、経済が急低迷、その連鎖もあり、 世界の工場たる中国の製造業まで悪化している。

FRBが利上げを発表すれば、経済低迷からリスクが高まっている新興国から、さらにドル投資金が引き上げられ、その打撃は計り知れないものになる可能性がある。その結果、アメリカ経済も低迷する可能性すら指摘されている。
米国が金融政策を弄んできた結果、FRB自身がこうした自縛に陥っている。

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国際通貨基金(IMF)は29日発表した世界金融安定報告では、主要な新興国の企業が抱える借金は2014年時点で約18兆ドル(2150兆円)になり、10年前の4.5倍に急増したことを明らかにした。

米国が利上げに踏み切り、金融市場の状況が一変すれば、返済できなくなる恐れがあると警告した。
借金の急増は、リーマン・ショック後の不況に対応するため、日米欧の中央銀行が金融市場に大量のお金を流し込む量的緩和政策に乗り出し、新興国もお金が借りやすくなったことが要因と分析している。
中国やトルコ、チリ、ブラジル、ペルー、メキシコなどの企業の借金が特に増えていると指摘している。

世界の2004年のGDP(名目)は4,342.37百億ドル
2014年のGDPは7,730.19百億ドル
伸び率は78.0%。
うち中国
2004年194.46百億ドル
2014年1,038.03百億ドル
伸び率533.8%
(数値はIMF公表分)

[ 2015年9月30日 ]
 

 

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