アイコン シノケングループ(福岡) 第3四半期 大増収増益 相続税対策の時流に乗る

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同社は第3四半期について、不動産業界は、投資家による投資姿勢の高まりや賃貸住宅市場における建設需要の回復等により、その市場動向は回復基調にあるものと思われるが、今後の人件費や材料費の高騰がもたらす影響も懸念される。

こ のような環境のもと、フロービジネス(アパート販売、マンション販売、ゼネコン事業)とストックビジネス(不動産賃貸管理、金融・保証関連、介護関連、 LPガス供給販売)との連携により、グループ全体として営業力、技術力及びサービスの質を高め、企業価値の向上に努めた。

当第3四半期までの部門別の業績の概況は次のとおり。

1、アパート販売事業
もともとの本業であるアパート販売事業は、主にサラリーマン・公務員層に対しアパート経営の提案を行っている。アパートの引渡しは計画通り推移し、新たなアパート用地の確保にも努めた。
その結果、売上高は177億1百万円(前年同期比134.9%増加)、部門営業利益は21億58百万円(前年同期比201.4%増加)と大幅に増加した。
当分野は、土地持ちの資産家の相続税対策から、公務員やサラリーマンなどを対象としたAP経営を紹介している。
 
2、マンション販売事業
マンション販売事業は、前連結会計年度より確保した物件の販売が順調に推移した。その結果、売上高は113億27百万円(前年同期比▲3.5%減少)、部門営業利益は27億44百万円(前年同期比▲0.8%減少)となった。
資産家や事業家向けの1棟売りもここに入るのだろう。この分野で過去痛手を受け、ウエイトは抑えているようだ。
 
3、ゼネコン事業
ゼネコン事業は、法人・個人・官公庁から受注した請負工事の進捗が順調に推移した。その結果、売上高は66億97百万円(前年同期比10.2%増加)、部門営業利益は7億58百万円(前年同期比107.5%増加)となった。
なお、比較対象となる前第3四半期連結累計期間は、平成26年2月から平成26年9月までの8ヶ月の業績。
 
4、不動産賃貸管理事業
不動産賃貸管理事業は、管理物件の入居率の維持・向上を目指し、広告活動やリーシング力の強化により入居促進に努めた。また、第1四半期連結会計期間より、マンション管理事業を行う㈱アメニティサービス及び㈲マンションライフを連結の範囲にそれぞれ含めた。
その結果、売上高は47億36百万円(前年同期比18.7%増加)、部門営業利益は4億66百万円(前年同期比6.8%増加)となったとしている。
ほか省略。
篠原さんも心労が絶えなかったろうが、原点回帰と人にも恵まれ、努力のかいもあり完全に立ち直ったようだ。

 

シノケングループ 第3四半期決算(累積)
連結/百万円
売上高 
営業利益
経常利益
当期利益
14/12期Q3
30,368
3,872
12.8%
3,683
2,358
15/12期Q3
41,785
5,507
13.2%
5,375
3,553
15Q3/14Q3
37.6%
42.2%
 
45.9%
50.7%
16/12期予想
54,000
6,600
12.2%
6,400
4,200
16期予/15比
35.9%
39.2%
 
48.8%
45.5%
14/12
39,724
4,740
11.9%
4,302
2,886
13/12
25,970
2,912
11.2%
2,667
2,026
12/12
23,229
1,872
8.1%
1,603
1,512
 
[ 2015年11月10日 ]
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