アイコン 九州大雨 土砂災害に厳重警戒を呼びかけ

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気象庁によりますと、西日本に停滞する前線に南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線の活動が再び活発になっているため、九州では22日も大気の状態が非常に不安定になり、北部を中心に発達した雨雲が次々とかかっています。

長崎県が設置した雨量計では、長崎市三和町で午前5時50分までの1時間に135ミリの、長崎市北浦町で午前6時20分までの1時間に99ミリの猛烈な雨を観測。
また、気象庁のレーダーによる解析では、長崎市付近で午前6時までの1時間に120ミリ以上の猛烈な雨が降ったとみられ、気象庁は「記録的短時間大雨情報」を発表した。

さらに、国土交通省が福岡県八女市に設置した雨量計では、午前6時までの1時間に94ミリの猛烈な雨を観測。

気象庁は、土砂災害に厳重に警戒するとともに、川の氾濫などにも警戒するよう呼びかけている。
 

熊本県や宮崎県などでは21日の明け方にかけて、広い範囲で1時間に100ミリを超える猛烈な雨が降り、降り始めからの雨量が多いところでは、400ミリから580ミリを超える記録的な大雨となっている。

これまでの雨で、熊本県と佐賀県、長崎県、大分県、福岡県では土砂災害の危険性が非常に高まっているため、土砂災害警戒情報が発表され、長崎県では川の水位が急激に上昇し、氾濫の危険性が高い「氾濫危険水位」を超えている川があるという。

前線はこのあとも停滞し、暖かく湿った空気の流れ込みが続くため、西日本では23日の昼ごろにかけて雷を伴って激しい雨が降ると予想され、特に九州では23日の朝にかけて、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降る見込み。

23日朝までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、九州北部で200ミリ、九州南部で150ミリ、四国で120ミリ、中国地方と近畿で100ミリと予想されている。

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[ 2016年6月22日 ]

 

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