アイコン 沖縄・中城マリンタウン地区に大型MICE施設 投資額513億円 20年秋開業へ

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0804_03.jpg沖縄県は1日、「沖縄県大型MICE施設整備運営事業」の実施方針を公表した。事業方式は、DBO(設計・建設、維持管理・運営の一括発注)方式。
20年6月まで設計・建設を進め、開業準備を経て同9月に開業し、32年3月まで運営・維持管理を行う。
8月8日まで説明会の参加申し込みを受け付け10日に那覇市、12日に東京都でそれぞれ説明会を開催。10月に事業者選定に向けた総合評価方式の一般競争入札(WTO対象)を公告する。

MICE(国際的イベント)施設の建設地は西原町東崎、与那原町東浜ほかの中城湾港マリンタウン地区(敷地面積約14.5ヘクタール)。
施設は、
展示場(3万平方メートル以上)
多目的ホール(7500平方メートル以上)
中小会議室(20~30室)
立体駐車場(2000台以上)
ペデストリアンデッキ外構
の構成。

このうち立体駐車場やペデストリアンデッキ、外構の工事は県内業者の受注機会の確保を図るため県が別途発注にする予定。
設計・建設、開業準備、運営・維持管理の各業務に加え、自主収益事業を自由提案でき、その内容については飲食施設とコンビニは必須としている。

17年1月上旬までに参加表明書を受け付け、
同2月にかけて有資格者との問答実施。
同3月に提案書を受け付け、プレゼンテーション・ヒアリングを行い、同月中に落札者を決定・公表し、同10月に契約を締結する予定。

入札参加資格は、設計、建設、開業準備、運営の各業務を行う者で構成するグループ。
建設業務の担当は3者以上で構成すること。
設計担当は県の入札参加資格者名簿で建設コンサルタントに登録された1級建築士事務所、建設担当は建築一式の経審総合評定値が1者は1100点以上、その他は890点以上。いずれも06年度以降に延べ5000平方メートル以上の無柱空間を有する建築物について各担当業務の完了実績があることなど。

基本計画によると施設規模は、
大型MICE施設が延べ約7万2000平方メートル、
立体駐車場が延べ約5万平方メートル
の計12万2000平方メートルを想定。
概算整備費は約513億円を見込んでいる。
以上、報道など参照

太平洋に面した「中城湾港マリンタウンプロジェクト」は、
平成5年度~平成30年度を事業期間として、埋立面積142ha(西原町域60ha、与那原町域82ha)を埋め立て、船だまり(西原、与那原)、マリーナ、人工海浜、海浜緑地など整備しているもの。

そうした目玉の一環として、国際会議が開催できる大型MICE施設を建設するもの。すでに、近隣には各種競技施設などがいくつもある。西原・与那原マリンパークの海はとても綺麗、一見の価値あり。

沖縄は、天の恵みを受けた世界の観光地、いくらでもこれから享受する計画的な動きが必要だろう。最新鋭戦闘機のタッチ&ゴーの訓練基地でもある嘉手納も一大観光地に化かしてしまうことだ。

 

[ 2016年8月 4日 ]
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