アイコン サムスン「ノート7」の飛行機持込禁止検討 米国連邦空港庁 スマホ爆発

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米国連邦空港庁(FAA)が航空機でサムスン電子のギャラクシーノート7を携帯できないようにする案を検討していると情報技術(IT)専門メディア「キズモード」が7日報じた。
キズモードによれば、FAAは「通常、バッテリーがリコールされればそのバッテリーとバッテリーを装着した電子製品は航空機乗務員や乗客が所持できないようにする」として「ギャラクシーノート7に関しても(所持禁止を)検討している」と明らかにした。

サムスンは2日、ノート7の販売分の全量(約250万台、150万台個人販売・100万台流通店舗)を自発的にリコールすると明らかにした。

米国消費者団体「コンシューマーリポート」は、サムスン電子が公式のリコール手続きを踏むべきだと指摘している。

キズモードは「合法的な手続きにともなうリコールであれば、最初の段階から米国消費者製品安全委員会(CPSC)を介入させるべきだった」としながら「サムスンはそのようにしなかった」と説明している。

ただし、携帯禁止の措置が実際に出されるのかどうかはもう少し見守らなければならない見通し。
米国の主な航空会社が爆発の憂慮を理由 に「ホバーボード」の機内持ち込みを禁止した事例はあるが、特定のスマートフォンモデルの機内持ち込みを禁止した例は現在までない。

一方、豪州でもノート7のバッテリー爆発事例が確認された。5日(現地時間)ある豪州人は自身のノート7がホテルの部屋で爆発したとして関連内容をインターネットコミュニティサイト「Reddit」に上げた。
「Crushader」というIDを使うノート7ユーザーは「携帯電話が充電中に爆発し、ホテルのベッドシーツやカーペットなどが焦げて1400ドルの財産被害が発生した」とも明らかにした。

このノート7ユーザーは「正規商品の充電器とケーブルを使った」として「フォンが完全に焦げてSIMカードとSDカードを取り出せなかった」と話している。
これに関してサムスン側は「計35件の事故が確認され、バッテリー供給業者とともに精密調査を行っている」として「現在使用中の端末は来週から新しい端末に交換できる」と明らかにした。

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[ 2016年9月 7日 ]

 

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