アイコン IKEAイケア 回収相次ぎ原因究明へ 品質安全管理に問題

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IKEAは、今年6月から7月にかけて自社が開発したチョコレート約72万 個、乳幼児用の安全柵約2万5000個、それに調理器具セット合わせて28万セットで問題が見つかり、回収が相次いでいる。アメリカでもIKEA製家具転 倒死亡事件が発生するなど、海外でも品質管理・安全管理の問題が大きく浮上してきている。
(いくら製造レシピがあろうと、生産コストが安い中国や東南アジアで製造する限り、十二分に生産管理者を配置しておかなければこうした問題は必ず生じる)

家 具などを扱うイケア・ジャパンで商品の回収が相次いでいることについて、新しく就任したヘレン・フォン・ライス社長は8月23日に記者会見し、「深刻に受 け止めている」と述べ、原因の究明を急ぐ考えを示、「品質は最重要事項で、深刻に受け止めて消費者に真摯に対応したい」と述べた。
そのうえでフォン・ライス社長は、いずれも海外のメーカーが製造したものだということを踏まえて「原因を調査しているが、本部のスウェーデンの安全管理の部署や商品の製造業者、日本の関係省庁や専門家と解決策を考えたい」と述べ、原因の究明を急ぐ考えを強調した。

一方、イケア・ジャパンは、これまで全国にある8店舗を中心に商品を販売してきたが、来年の8月までに、ネットでも販売を始める方針を明らかにした。
以上、

一昨年マックは、加工食肉の仕入先である米食品卸売会社大手のOSIグループ中国法人の上海福喜食品の工場での、期限切れ食肉使用等の杜撰な製造管理が問題となり、世界に衝撃を与え、売上不振に陥ったが、外資の中国法人さえ、現場任せにしていた結果、マックが大きな損失を被る結果を招いていた。
こうしたことは、1990年代に進出した日本企業の多くが中国で痛い目にあった。しっかりした日本企業は、今では、コスト増にはなるが各セクション毎に日本で特別に教育した者や日本の工場から派遣した者を現場管理者として配置している。

過去、中国人製造担当者と関係したことがあるが、日本の製品や生産工程の合理性を理解できず、自らの主張を繰り返すばかりで、話にならなかった。決して妥協しない中国人たち。それを生産現場で押さえ込むには、力で指示書どおりに製造させるしかない。理解させようにもいくら説明してもそれを受け入れない人たちでもある。

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[ 2016年8月24日 ]

 

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