中国 9月のPMI製造業高い水準の8月と同水準 非製造業も上昇
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中国製造業活動を測る当局の指数は9月、約2年ぶりの高水準となった前月と同じ値だった。非製造業の指数も上昇した。
中国の景気安定化の流れが続いていることが示され、追加的な緩和措置が講じられるとの見通しは後退した。
中国国家統計局が1日発表した9月の製造業購買担当者指数(PMI)は50.4と、8月と同水準。
同時に発表された9月の非製造業PMIは53.7で、8月の53.5から上昇した。
PMIは50を上回ると活動拡大を示す。
当局の財政措置と不動産価格の大幅上昇が経済成長の下支えに寄与する中、今回のPMIは回復を裏付ける新たな材料となった。安定の兆候が示されたことで、当局は政策金利を引き続き現行水準に維持する可能性がある。
金融緩和や財政支出を通じた当局のあらゆる支援策により、景気が安定化しつつあり、こうした措置が投資を促し、より楽観的な成長見通しを支えていると指摘。一方で、必ずしも全てが本当に好転しつつあることを意味しているわけではないとの見方がなされている。
すでに、住宅価格は再バブル化しており、その上昇率はバブル末期のような様相となっている。
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[ 2016年10月 3日 ]
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