アイコン 公園内保育所建設用地都立蘆花恒春園で最大16倍の鉛検出 荏原製作所が指摘・・・

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<荏原製作所の裁判>
荏原製作所がヤマト運輸に売却した羽田工場跡地で、地下から大量の産廃が出、一部に石綿も出てきたとして、全域の除却費用の負担をめぐり裁判となっている。
荏原製作所は、産廃や石綿規制が過去、厳しくなかった当時、羽田の埋立地や都の公園用地などには、都は何の規制もないことから当時政策として大量に産廃を埋める許可を出していた。その責任を今日の所有者や売却者に求められるならば、法に鑑みても理不尽であると主張している。 また、石綿は敷地全域で見つかったわけではなく、全域の土壌改良費用85億円(売却代金785億円)を求められても支払うことはできないとしていた。
しかし、一審判決は荏原の主張を認めず荏原の全面敗訴。法は、現在所有している者が除却の責任を負うと定めていることによる判決であった。荏原は高裁に上告している。

荏原製作所は裁判で、「東京都心及び近郊の土地を中心に当社等による調査だけでも97箇所もの公園・小中学校等で石綿含有スレート片が存在し、本件土地を超える割合で石綿含有スレート片が存在している公園等もある」と主張している。

https://www.ebara.co.jp/ir/

<世田谷区の都立蘆花恒春園>鉛検出公園
待機児童の解消に向け保育所の建設が予定されている東京・世田谷区の都立公園の土壌から最大で国の基準の16.7倍の鉛などが検出され、都は27日から立ち入りを防ぐ柵を設置して公園の一部を閉鎖することにしている。
鉛などが検出されたのは、世田谷区の都立蘆花恒春園。この公園では、敷地の南側の「多目的広場」に保育所が建設され、来年4月に開園する計画だったが、保育所を運営する予定の社会福祉法人が自主的に敷地の土壌を調べたところ、国の基準を超える鉛などが検出された。
このため、公園を管理する東京都が今月、土を採取して民間の調査機関に依頼して調べたところ、国の基準の16.7倍から2.1倍にあたる鉛とその化合物が検出されたという。
また、保育所の建設予定地に隣接する公園内の敷地からも、基準の5.8倍から1.4倍の鉛とその化合物が検出されたという。
このため東京都は、基準を上回った区域では立入防護策を設置して閉鎖するとともに、土壌が飛散しないよう対策を講じるとしている。
以上、

荏原が調べずもせず、裁判で主張していることではなく、有害物質や産廃規制が強化される前に造られた公園や運動場など公共施設は早急に一度検査する必要がある。
都立蘆花恒春園の鉛は単なる偶然ではない。
都は保育所不足の解消に、建設反対運動もあり、用地が見つからないため、各地の都立公園の敷地を利用する計画を打ち出している。

保育所建設用地に防音壁を作ったとしても近隣住民が認めない地域もある。日本人はなんとエゴイのだろうか。元気な園児を見るだけでも元気をもらうのであるが、全国でこうした問題が頻発している。
こうした問題が発生しなくとも最近、ラブホテル街でパチンコ店の横に保育所を作る大胆で破天荒な福岡市もある。
荏原から97ヶ所の資料を取得でき、公になれば、大変な問題に発展することだろう。有害物質の石綿が、公園や学校の土壌から飛散し、悪性中皮腫を招いている可能性は否定できない。
・・・こうした問題が荏原により明らかにされているが、御用聞きのマスコミは、国や東京都からのけ者扱いされるのが怖くて何も追跡した報道をしていない。

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[ 2016年10月27日 ]

 

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