アイコン 指名停止 東亜建設工業、鹿島建設、大本組、信幸建設/関東地方整備局 空港工事事件

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関東地方整備局は、東亜建設工業株式会社他3社に対して、指名停止措置を行なった。

1、指名停止対象業者
(1) 東亜建設工業株式会社
(2) 鹿島建設株式会社
(3) 株式会社大本組 岡山県岡山市北区内山下1-1-13
(4) 信幸建設株式会社 東京都千代田区神田司町2-2-7

2.指名停止措置期間
(1)の業者:平成28年10月28日から平成29年4月27日まで(6ヶ月間)
(2)の業者:平成28年10月28日から平成29年1月27日まで(3ヶ月間)
(3)の業者:平成28年10月28日から平成29年1月27日まで(3ヶ月間)
(4)の業者:平成28年10月28日から平成29年4月27日まで(6ヶ月間)

3.指名停止措置の範囲:関東地方整備局管内

4.事実概要
 当局本官発注の「東京国際空港C滑走路他地盤改良工事」(以下、「C滑走路工事」という。)及び「東京国際空港H誘導路東側他地盤改良工事」(以下、「H誘導路工事」という。)に対して施工不良の疑いが生じたため、事実関係について受注者から報告を受けたところ、東亜建設工業が東亜・鹿島・大本特定建設工事共同企業体の代表者として受注したC滑走路工事、及び東亜建設工業が東亜・大本特定建設工事共同企業体の代表者として受注したH誘導路工事については、薬液注入工法(バルーングラウト工法)により施工された箇所において施工不良が確認され、一次下請けの信幸建設株式会社がこの行為に関与していた事実が確認された。

 東亜建設工業は、当局にデータを改ざんした上で設計図書通りに施工が行われたとする虚偽報告等を行っており、信幸建設はその虚偽報告等にも関与していたことが確認されていることから、これらの行為には悪質性が認められる。

 また、当局分任官発注の「千葉港千葉中央地区岸壁(-12m)他地盤改良等工事」(以下、「岸壁(-12m)工事」という。)については、東亜建設工業が受注しており、当該工事について当局が調査を実施したところ、薬液注入工法(バルーングラウト工法)により施工された箇所において施工不良が確認された。

以上、
こうした偽装工事事件では、全国の整備局等で一斉に指名停止措置が取られるが、何か不思議な力が作用しているようで、該当問題発生整備局でしか指名停止措置がとられていない。公共工事の垂れ流しで、工事発注に支障が出るからとでもいうのだろうか。それとも温情か。

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[ 2016年11月 4日 ]

 

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