電通九州 出退勤の記録なし 昨年9月に是正勧告 時間外は申告制
スポンサード リンク
福岡中央労働基準監督署が昨年9月、電通子会社の電通九州(福岡市中央区赤坂1-16-10、代表:堀宏明)に対して、社員の労働時間を適正に把握していなかったとして、労働基準法違反で是正勧告を発していた。
電通九州では、時間外労働時間は社員の申告に基づき記録していたが、出退勤時間を記録する仕組みそのものがなく、労働時間を把握していなかった。
社員から時間外労働の申告がない場合は「定時出退社」(午前9時半〜午後5時半)扱いしていたという。
同社は是正勧告を受け、今年1月からは社員にパソコンで実際の出退勤時間を申告させ、管理しているという。
厚労省は、電通の新入女性社員の過労自殺を受け、電通の支社や子会社を調査に入ったが、電通九州に対しても福岡労働局が(今年)10月立入調査に入っていた。
タイムカードがない。すばらしい会社だと錯覚してしまう時世、電通九州は、政権折り紙つきのホワイトカラーエグゼプションを昔から違法に実行していたようだ。ホワイトカラーエグゼプションは一歩取り扱いを間違えれば、日本人の性質上、電通のようなことになる。
スポンサード リンク
[ 2016年11月16日 ]
コメントをどうぞ