アイコン バンリ・グループを詐欺摘発 被害30億円以上か 落合文太郎ら逮捕

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警視庁は11日、香港で貸金業を展開するとして現金を集めながら一部を流用したとして、東京都の金融業などを営む「バンリ・グループ」(東京都中央区)の元代表落合文太郎容疑者(71、日本振興銀行の落合氏の関係者)と元副代表で次男の是光容疑者(47)を逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
グループは20人以上から現金を集め、被害者らによる同庁への告訴額は10億円以上になるといい、総額は30億円以上集めていたものと見られている。

バンリ・グループは、傘下に金融業など12社があり、いずれも東京都中央区の同じビルに入っていた。

落合容疑者らは2008年6月、香港での消費者金融業を目的に「香港金融プロジェクト」(同区)を設立。「年利6割で貸し付けができ、すごくもうかる」「複利運用で実質利回りは15%以上」などとうたい、事業への投資を持ち掛けていたという。

 集めた金は、別の投資者への利息支払いや元本返済に充てられており、「自転車操業」状態だった。

同課は、会社が破綻状態となった後に集めた部分について、詐欺に当たると判断した。

落合容疑者らは2010年10月、投資名目で都内の男性に同プロジェクト名義の銀行口座へ約2億4000万円を振り込ませ、だまし取った疑いが持たれている。
 

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[ 2017年1月11日 ]

 

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