アイコン 都道府県別魅力度ランキング 魅力度ランキング 栃木県の具体策なき目標25位(46位) 

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各地の自治体は、都道府県別魅力度ランキングをかなり気にしているようだ。2016年と2015年と比較し、5ランク以上ランクを上げた都道府県は10、一方、無関心なのか、2015年のランクに満足したのか5ランク以上下げた都道府県は13と努力していない自治体が多くなっている。

海外からも大勢観光客が押し寄せている飛騨高山を抱える岐阜県が、以外にも大きくランクを落としているのは、実際のイメージを悪化させているのだろうか。県のお役人さんは飛騨高山だけ人気があれば良いと考えているのだろうか。
 
魅力度ランキングは、地域ブランド研究所が、毎年アンケート調査により、それぞれの地域の①「魅力度」、②「認知度」、③「情報接触度」、④「各地域のイメージ(「歴史・文化のまち」など14項目)」、⑤「情報接触経路・コンテンツ(「旅番組」など経路14項目、「ご当地キャラクター」)などコンテンツ9項目)」、⑥「観光意欲度」、⑦「居住意欲度」、⑧「産品の購入意欲度」、⑨「地域資源の評価(「街並みや魅力的な建造物がある」など16項目)」などを質問、点数化してランキング化しているもの。
 ランクを大幅にアップさせている都道府県は、それなりにそれぞれの各市町村が努力し、結実させてきているものだろう。

<栃木県の苦闘>

栃木県議会12月通常会議県政経営委員会で20日、県がまとめた「とちぎブランド取組方針」の素案を巡り、与野党から批判が相次いでいる。

 今年の地域ブランド調査で魅力度が46位と低迷した県は、2020年度までに25位以上に入ることを目指しているが、議員らからは「思い切ったことをしないとブランド力は上がらない」と厳しい指摘が出た。

 県の方針では、情報拡散が期待できる若い女性などへの発信強化や、東京圏からの農林業体験などを通じた魅力発信、ソーシャルメディアの活用などを掲げた。

 これに対し、自民党県連の石坂真一幹事長は「栃木県は何を売りにしていくのか、全く見えてこない」と苦言を呈した。「例えばイチゴを売り出すなら、いろんな立場の県関係者が皆、名刺にイチゴをデザインするぐらいのことをしないといけない」とも述べた。

 民進党県連の松井正一幹事長は、素案を作ったメンバーに若い人が少ないと指摘。「若者がフェイスブックなどでどういう言葉に反応するか、といったリサーチは重要だ」と注文した。

 県の担当者は「(何を売りにするか)絞り込みながら、いいコンテンツ(内容)ができるようにやっていきたい」「統一感を持った情報発信は重要だ」などと答弁した。

 
2016年 魅力度47都道府県ランキング
 
順位
成績
 
2016年
2015年
2016年
2015年
北海道
1
1
54.2
59.2
京都府
2
2
46.3
49.0
東京都
3
3
35.1
38.8
沖縄県
4
4
32.7
36.7
神奈川県
5
6
30.2
29.0
奈良県
6
7
28.7
28.7
大阪府
7
9
24.1
24.8
長野県
8
10
24.0
24.1
石川県
9
11
23.3
22.6
福岡県
10
8
21.4
25.4
長崎県
11
5
20.0
29.2
静岡県
12
19
17.6
17.3
愛知県
13
17
17.2
17.7
宮城県
14
18
16.8
17.4
大分県
15
32
16.5
14.0
兵庫県
16
13
16.3
20.8
青森県
17
25
15.8
16.2
富山県
18
30
15.4
14.3
秋田県
19
25
14.9
16.2
千葉県
20
14
14.4
19.0
熊本県
21
15
14.2
17.8
鹿児島県
21
20
14.2
17.1
広島県
23
15
14.0
17.8
宮崎県
24
12
13.4
21.0
愛媛県
25
38
13.1
11.3
三重県
26
21
12.6
16.8
島根県
27
41
12.4
10.0
和歌山県
28
25
12.0
16.2
高知県
29
24
11.9
16.5
山梨県
30
36
11.7
12.1
岡山県
31
33
11.4
13.4
山口県
32
43
11.3
9.8
滋賀県
33
41
10.9
10.0
香川県
34
36
10.8
12.1
新潟県
35
23
10.5
16.6
岩手県
36
28
10.3
16.0
山形県
37
21
10.0
16.8
佐賀県
38
45
9.4
8.2
福島県
39
40
9.2
10.2
埼玉県
39
46
9.2
8.1
福井県
41
31
9.1
14.2
岐阜県
42
29
9.0
15.2
鳥取県
42
39
9.0
11.0
徳島県
44
34
8.6
12.4
群馬県
45
44
8.5
8.7
栃木県
46
35
7.8
12.2
茨城県
47
47
7.7
5.9
 
5ランク超アップ
5ランク超ダウン
出典:ブランド総合研究所

[ 2016年12月22日 ]
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