平昌五輪 北朝鮮参加 IOCバッハ会長に一任 韓国からの北窓口なし
韓国の都鍾煥文化体育観光相は27日、2018年平昌冬季五輪の北朝鮮参加問題は国際オリンピック委員会(IOC)の主導で対応することになったと明らかにした。
韓国は文在寅大統領自らが、南北合同チームと開会式の合同入場行進の実現を北朝鮮とIOCに提案してきた。
こうした構想の推進を事実上断念し、北朝鮮の参加に向けた調整をIOCに委ねた可能性がある。
ソウルで外国メディアと会見した都氏によると、IOCのバッハ会長から韓国政府が動くことを「自制してほしい」と要請され、韓国側が受け入れたという。
都氏は「今となっては何も言えない状態だ」と述べた。
以上、
文大統領は来韓したIOCバッハ会長に対し、「北朝鮮が参加するように促してもらいたい」と依頼、バッハ会長も現状の米韓-朝の異常事態に、自ら動くことを約束したと韓国紙が伝えていた。
5月、文大統領が就任し、北との対話路線を打ち上げ、申請された北との民間交流案件を大量に認可した。しかし、北はまったく相手にせず、ミサイル実験を繰り返すばかり、民間団体の北への入国申請も完全無視、パイプは完全に切れている。
5月末の来韓予定で米マケイン上院議員(上院軍事委員長)が韓国政府へ要請したが、1週間回答を保留され、韓国訪問をキャンセルした。米との関係がギクシャクする中、文大統領はその月末、インドネシアのメガワティ元首相(中国派・北と正日時代に付き合いあり、)と長時間対応し、メガワティ氏に対し、金正恩とのトップ会談を実現できるように、仲介してもらいたいと要請、メガワティは快諾していた。その後、メガワティからは音沙汰なし。
そもそも、北への太陽政策の盧武鉉大統領時代、2007年10月に開催された南北首脳会談で番頭として盧武鉉大統領とともに平壌を訪問したが、文大統領は当時、北との人脈さえ構築していなかったようだ。
当時、太陽政策で北へ直接間接資金供与、金正日による韓国への恩返しが、2006年10月の最初の核実験だった。
親も親なら子も子、2代目・3代目にはカリスマ性はなく、3代目にいたっては初代の後光も射さない。狂気の超独裁に舵取るしか支配できないのが現実なのだろう。そんな金正恩を米トランプはまともに相手にし、ツイッターで刺激・挑発し続けている。これまたどっちもどっち。あほクサッ。