アイコン (株)ロイヤルオークリゾート(滋賀)/自己破産申請 負債50億 新型コロナ関連倒産

Posted:[ 2020年5月 1日 ]

リゾートホテル経営の(株)ロイヤルオークリゾート(所在地:滋賀県大津市萱野浦23-1 代表:菅谷順一)は4月28日、事業を停止して大津地裁において自己破産を申請した。申請代理人には鈴木学弁護士ほかが任命されている。

負債総額は約50億円。



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資本金は1000万円、従業員はパートアルバイト含んだ220名。

同社は平成14年3月設立の琵琶湖のリゾートホテル「ロイヤルオークホテル」経営会社。バブル後期の平成2年に琵琶湖湖畔で開業したリゾートホテルがバブル崩壊で経営破綻、同社が平成15年7月に買い取り、ホテルの営業を再開させていた。

客室167室の大きなホテルで、レストランやブライダルにも対応、一時は人気を博した。その後、リーマン・ショックで客足が落ちたが、インバウンド効果を受け、平成26年3月期には31億円の売上高を計上していた。しかし、インバウンド効果は京都観光客が主で、京都に大型ホテルがいくつも建ち、同社は再び集客不足に陥っていた。そして今般の新コロナ問題により、大量の予約キャンセル、利用客が大幅に落ち込み、今回の事態に至った。

 


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