商業施設運営の(株)キャトル宮古(岩手)/事業停止、弁護士一任 新型コロナ関連倒産
負債総額は約2.5億円。
以下要約。
破綻 要約版 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
(株)キャトル宮古 |
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本社地 |
岩手県宮古市栄町3-35 |
3 |
代表 |
茂内博彦 |
4 |
設立 |
2003年2月、 |
5 |
資本金 |
2840万円 |
6 |
業種 |
商業施設「キャトル宮古」運営会社 |
7 |
売上高 |
以前のピーク期、約2.6億円 |
2021年3月期、約2.0億円 |
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8 |
破綻 |
2021年12月24日、 |
事業停止/弁護士一任 |
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9 |
委託弁護士 |
松本良啓弁護士(松本法律事務所) |
電話:0193-77-4660 |
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10 |
裁判所 |
未定 |
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負債額 |
約2.5億円 |
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破綻事由 |
同社は2002年に閉店した「宮古サティ」(元ニチイ系)を引き継ぎ目的で地元有志が出資して設立された会社。改装後「キャトル宮古」として蘇らせ、スーパーや衣料品店などがテナント入居していた。売上高はテナント料など2.5億円前後を計上していたが、最近はテナントの撤退が相次ぎ、同社が直営店を出店し穴埋めしていた。そうしたことから、売上高は維持されたものの、直営店の販売不振などから業績は悪化していた。 そうした中、新コロナ事態が発生、一時休業や時短営業を余儀なくされ、今8月には館内でクラスターまで発生、9月にはキーテナントのスーパーが撤退、同社は建物の老朽化もあり、事業継続を断念し、今回の事態に至った。 |