既報。婦人服地・服製造販売の外村(株)(所在地:京都府京都市南区上鳥羽南花名町***)は5月11日、京都地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約10億円。
資本金は9000万円、従業員は30名。
同社は昭和25年創業の婦人服地、婦人服の製造販売会社。同社の服地は海外高級ブランドでも使用されるほどの高級服地。アパレル業界や繊維商社に販路を持ち、バブル期には100億円以上の売上高を計上していた。
既報。婦人服地・服製造販売の外村(株)(所在地:京都府京都市南区上鳥羽南花名町***)は5月11日、京都地裁において破産手続き開始決定を受けた。
負債総額は約10億円。
資本金は9000万円、従業員は30名。
同社は昭和25年創業の婦人服地、婦人服の製造販売会社。同社の服地は海外高級ブランドでも使用されるほどの高級服地。アパレル業界や繊維商社に販路を持ち、バブル期には100億円以上の売上高を計上していた。
しかし、当時不動産投資にも手を染め、大きな借入金を抱えこんだままバブル崩壊、手持ち不動産の売却など進め、金融機関などに債権カットなどもしてもらいこれまできていたが、本業は売上不振が続き、平成29年12月期には11億円台の売上高まで減少、財務内容の悪化が続いていた。そうした中、今般の新コロナにより、顧客筋のアパレルメーカーや繊維商社からの受注が止まり、同社は、支えきれず、今回の事態に至った。
破産管財人は、伊藤知之弁護士が選任されている。
財産状況報告集会期日は8月26日午後3時30分。