25日は1228人の感染者しか出なかった。しかし、実態は感染検査数を減らした関係で感染者数も少なくなっている、そのため陽性率は急上昇している。土日祭日の検体採取が減少することによるもの、検体採取の検査結果は翌日もしくは2日後までに判明する(東京都はいまだ3日後だと主張したデータを公表している)。
福岡県の事例からすれば、日ごろから感染検査数の陽性率を1~2%まで下げれば、かなり感染拡大を止められるが、実態は10月31日の週平均の陽性率は3.21%、11月7日の週は4.30%、14日の週は5.56%、21日の週は6.28%と陽性率は高くなっており、一方、感染検査数は10月31日までの週の14万7千件から11月21日までの週21万7千件まで大幅に増加しているものの、必要に迫られて感染検査数が増加しているに過ぎないことが分かる。
いくら陽性者が増加しても陽性率を2%未満まで下げる感染検査数を行えば、封じ込めに成功、減少傾向には入ると見られる。
しかし、現実は、感染者数減、感染検査数減、陽性率急上昇となっている。
11月24日現在の厚労省が把握する全国の感染検査の能力数は84,585件ある。うち東京都は2.5万件ある。