那覇市のNTTドコモコールセンターで2日以降、従業員計19人が新型コロナウイルスに感染していている。
沖縄県はクラスター(集団感染)と認定。同じ洗面所で複数人が歯を磨くなどしており、感染拡大につながった可能性もあるという。
県やNTTドコモによると、2~12日に20~40代の従業員15人が感染し、13日に新たに2人の感染が確認され、14日にも2人が確認されている。
従業員はふだん、マスクやフェイスシールド、ゴーグルを着用するなど感染対策に努めていた。
NTTドコモはクラスターのあったコールセンターを閉鎖し、約230人の従業員に対しPCR検査を順次行っている。
県は14日、那覇市の学習塾で確認された8人の感染を38例目のクラスター(感染者集団)と認定した。
沖縄県の新型コロナ専用病床の占有率は84.9%となり、前日の82.8%から2.1ポイント上昇している。
沖縄県医師会は、非コロナ病床含めて県内医療機関の逼迫を訴え、
(1)不特定多数による職場などの忘年会を控える
(2)帰省を控える
(3)年末年始のあいさつは短時間で
(4)初詣は混雑を避ける
(5)成人式の延期
の5点を県民に協力を求めた。
今週にも嘉手納など米軍基地でファイザー製ワクチンの接種が始まる。通常ならば、2回のワクチン接種で米軍関係からの県民への感染はなくなるはず。
沖縄県の第2波感染拡大は7月4日の独立記念日の米軍関係者が沖縄県の各地にある米軍基地周辺の居酒屋やバーなどでドンちゃん騒ぎしてから始まった。当然、日本人の米軍基地の関係者や店舗関係者が感染し、さらなる店舗感染、家族感染、職場感染など感染が拡大し続けた。
感染しているとは知らない東京の人たちがGoToで全国各地へ出かけて感染を全国へ拡大させた沖縄版であろうか。
環境さえそろえば、誰でもスーパースプレッダーになりうる、ネズミ算式に。