感染力が1.7倍の英国型新型コロナウイルスは日本や韓国ほか、すでに数十ヶ国で感染者が発生しているが、英国の週平均の日の感染者数の推移を見ていると12月6日以降の感染者に現れているようだ。12月5日までの週と12月26日までの週を比較すると2.5倍に達している。英国型はイングランド南東部で見つかりロンドンなど大都市部へ広がり、感染者数を増加させている。
イギリスでは全土で11月5日にロックダウンし、12月2日に解除し、その間、感染者数は半減していた。しかし、解除後は再び感染が拡大し、その勢いも強く、瞬く間に日平均で2万人台、3万人台と12月28日には4万人台も突破した。通常ロックダウン後はしばらくその効果が生じるが、ゲノム解析した結果、感染力の強い亜種であることが判明、再度ロックダウンしているが、その効果は感染者数としてはまだ生じていない。
英国人はロックダウン解除後、マスクもせず3蜜パブで飲み放題、あれじゃ感染したいようなものだろう。
前回のロックダウンもあるが、その割には12月5日の週を見る限り、あまり減っていないのも事実、ロンドンに英国型がいつごろ侵入してきたのかはわからない。
英国のイングランドではロンドンと南東部に対して、12月19日から再びロックダウンを執行している。