厚労省発表によると、3日午前0時現在の新型コロナ感染で重症となっている人は、前日から▲40人減って全国で897人となった。過去最多となった1月27日(1月26日分)の1043人から減少傾向が続き、この間に▲146人減った。900人を下回るのは1月12日の881人以来。
しかし、1月27日から3日午前0時点までに660人が亡くなっており、死亡者が多数発生したことから、重症者数が減ったというのが厳しい現実だ。
重症者が一度カウントされると、中等症以上に改善するには長期の日数を要し、また重症化すれば亡くなる確率も高い、特に高齢者は。
報道機関は重症者数が減ったと好意的に報道しているが、死亡者数との関係では一切書かず、現実を伝えていない。亡くなった人も人だ。