緊急事態宣言になった福岡県、12月22日の88人の感染から増加を続け、やっと2月1日に63人の100人割れになった。しかし、2月1日を入れた7日間の平均感染者数は147人でまだ高く、2月7日の期限が3月7日まで延長、ただしステージ3状態以下で安定すれば、途中で宣言解除できるとしている。
緊急事態宣言11都府県のうち、栃木県を除き10都府県については3月7日まで延長する。
ここまで政府が宣言を引き伸ばすのは、当然東京五輪があり、既に日本はEUから入国禁止措置を取られ、五輪開催の尻に火が付いたものと見られる。それが2月20日ではなく、2月28日でもなく、1ヶ月先の3月7日にし、さらに大幅減少を見込んでいるものと見られる。それもこれも経済より五輪のために、結果はどうであれ、感染者が減れば死亡者も減り、事業者や休業失業者への補償もちゃんと行ってくれれば何の文句もないだろう。
油断しなくても感染してしまう新コロナ、油断すればその結果が必ず1週間後に現れてくるのが新コロナ感染者数。
宮古島は落ち着いてきただろうか、まさかお通し感染ではあるまい。無自覚無発症の感染者の観光者は空港などでのセンサーにもかからず自覚もなくやってくる。そしてウイルスを残していく、その後島にはウイルスが高齢者へも感染させ、そして島民が亡くなるという結果をもたらす。経済が大事、人の命が大事、双方とも大事だ。経済優先策の執行期間中であっても、感染原因に関係なく規制するなど臨機応変に対応するのが執行者の責任ではないだろうか。官僚主義では感染症に対応できない。1月には全国で2262人も亡くなっている。