三井化学市原工場(千葉県市原市)では、日用品の容器や自動車部品などに幅広く使われるプラスチックを生産しているが、プラスチックの原料となるエチレンを作る化学プラントの稼働が、停電で止まったため、すべての生産工程もストップした。
停電は復旧し、工場の設備に被害はないが、エチレンプラントの再稼働には時間がかかるため、生産の再開には10日以上かかる見込みだという。
以上、
半導体工場では1/1000秒でも停電した場合、ライン上の製品はすべて廃棄、復旧には数ヶ月を要する。
化学工場でも同じことが言えるが、そこまで厳密性のない停電で止まるとは、今時、瞬時に切り替わる代賛電源がなかったのか、止まるとは情けない。自動車生産に支障が出る可能性がある。