アイコン イスラエル、ワクチン効果顕著に現れる 高齢者接種進む 感染者数と死亡者数の推移

Posted:[ 2021年2月18日 ]

何かと指標になっているイスラエルのワクチン効果は、高齢者を先に接種させ、死亡者数、致死率とも下がってきている。
イスラエルでは12月20日から、米ファイザー製ワクチンの接種を開始している。AP通信によると380万人が1回目の接種を終え、240万人が2回目の接種を完了させたと報じている。
イスラエルの医療研究機関は2月15日、国民120万人(うち2回接種者60万人)を調査した結果、2回接種者の94%に有効性が認められたと発表している。

感染者数の減少は規制強化の効果もあり判断しにくいが、イスラエルでは感染者数が1月17日までの週にピークを迎え、その翌週に死亡者数のピークを迎え、その後減少している。ワクチン効果が出てきているものと判断される。
日本の場合は感染者のピークから3週間遅れで死亡者数のピークを迎えている。第一波、第2波とほとんど変わらない感染者数のピークと死亡者数のピークのタイムラグ。

両国の致死率の違いは根本的な医療体制の違い、それはこれまでの政府の医療行政の違いにある。



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イスラエルの人口は919万人、ユダヤ教の原理主義者たちは政府の規制をまったく守らないが、怖くて取り締まりもできない存在、別格、そのため感染者数も多くなっている。
日本の人口は1億2557万人、イスラエルは医療パニックを生じさせていないが、日本はピークを3回も迎えながら何も智慧を出さず、政府も自治体も日本医師会もいつもあたふたしている。

米ファイザー製ワクチンの有効性は1回目の接種で50%、2回目接種で95%前後とされている。ワクチンにより重症化リスクも低いとされ、結果、死亡者数も減少しているものと見られる。

 


スクロール→

イスラエル 週別感染者数と死亡者数の推移

 

感染者数

死亡者数

致死率

 

累計

週間

累計

週間

1220

374,760

 

3,099

 

 

1227

401,470

26,710

3,226

127

0.48%

13

438,869

37,399

3,416

190

0.51%

110

491,319

52,450

3,671

255

0.49%

117

548,332

57,013

4,005

334

0.59%

124

597,403

49,071

4,419

414

0.84%

131

643,435

46,032

4,796

377

0.82%

27

689,339

45,904

5,113

317

0.69%

214

724,380

35,041

5,388

275

0.78%

217

738,209

13,829

5,470

82

0.59%

・日にち迄の週/217日は3日間、致死率を参考に

 


スクロール→

日本 週別感染者数と死亡者数の推移

 

感染者数

死亡者数

致死率

 

累計

週間

累計

週間

1220

195,880

 

2,873

 

 

1227

217,312

21,432

3,213

340

1.59%

13

240,954

23,642

3,548

335

1.42%

110

280,775

39,821

3,996

448

1.13%

117

322,296

41,521

4,446

450

1.08%

124

360,661

38,365

5,019

573

1.49%

131

386,742

26,081

5,654

635

2.43%

27

403,435

16,693

6,338

684

4.10%

214

414,472

11,037

6,912

574

5.20%

217

419,015

4,543

7,102

190

4.18%

217日は3日間、致死率を参考に


感染者数の数値は一番詳細に日々刻々と発表しているワールドメーター版。

 


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※記事の削除等は問合せにて。

 




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