東京都・ガリバー旅行社が倒産、昨年4月からほぼ売上立たず、負債総額は5658万円
トラベルボイスによれば・・・
東京商工リサーチによると、国内旅行の企画・運営、海外ツアーの販売を手がける東京都第2種旅行業ガリバー旅行社(東京都豊島区)が、2021年2月17日付けで東京地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は債権者4名に対し5658万円。
同社は同業他社との競合に加え、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、2020年4月以降、ほぼ売上が立たない状況に陥った。コロナ関連の融資を受けるも支え切れず、2020年9月には事業を停止していたという。
官公庁案件に特化した建築業者の倒産劇、信用が剥げ落ちた「関係会社」の存在
ニュースイッチによれば・・・
官公庁案件に特化した建築工事を手がけていた創真は、2020年12月21日に東京地裁へ民事再生法の適用を申請した。創真は1997年6月に設立。主体となる東京都住宅局発注の改築・新築工事に加え、学校の耐震補強工事や防球ネット設置工事、都営住宅の外構工事を含む土木工事も請け負っていた。元請け受注のほか、奥井建設(東京都足立区、以下奥井)の協力会社として共同企業体(JV)や下請け案件を手がけることも多く、20年6月期に年売上高約21億9700万円を計上していた。
一見、安定した売り上げを誇る創真だったが、奥井の実質的な支配下にあった。通帳などは奥井で管理されている状態で、奥井に対し決算書には記載のない貸し付けが行われていた。