追報:貸切バス30台の「総和観光」/破産手続き開始決定 <茨城> 新型コロナ関連倒産
続報。貸切バス業の総和観光(株)(所在地:茨城県古河市上片田*** )は1月19日付、水戸地裁下妻支部において破産手続きの開始決定を受けました。
官報より参照。
負債総額は約7億6千万円。
資本金は4600万円。
同社は平成10年12月に設立、業績が低迷する中、新型コロナ長期化の影響もあり事業を断念、今回倒産の事態となった。
破産管財人には、藤本純弁護士が選任されているとのこと。
破産債権の届出期間は令和4年3月22日まで、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は令和4年5月10日午前11時。
事件番号は令和4年(フ)第4号となっています。
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破綻要約 JC-NET |
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1 |
破綻企業名 |
総和観光(株) |
2 |
本社地 |
茨城県古河市上片田1427-2 |
3 |
代表 |
田續勇人 |
4 |
設立 |
1998年12月、 |
5 |
資本金 |
4600万円 |
6 |
業種 |
貸切り観光バス運営会社 |
78 |
売上高 |
2018年3月期、約8.5億円 |
2021年3月期、約0.5億円 |
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8 |
破たん |
2022年1月19日、 |
破産手続きの開始決定 |
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9 |
破産管財人 |
藤本純弁護士(かなえ法律事務所) |
電話:0280-23-1105 |
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10 |
裁判所 |
水戸地裁下妻支部 |
11 |
負債額 |
約7.5億円 |
12 |
債権届出期間 |
2022年3月22日まで、 |
13 |
報告説明会 |
2022年5月10日、午前11時より/詳細は破産管財人まで |
14 |
破綻事由 |
同社はバス30台を有する貸し切り観光バス運営会社。学校や事業所などの送迎事業も行っていた。しかし、観光が今回の2年以上続く新コロナ事態で国民も外国人も観光しなくなり、特にインバウンド効果の剥落は同社の経営を圧迫、国からの補助金は雀の涙ほど、車両売却や事業継続の借入金でこれまで賄ってきたもの限界に達し、今回の事態に至った。 |