アイコン オリンピック開催とワクチン接種の日米英仏独スウェ6ヶ国アンケート調査

Posted:[ 2021年3月 4日 ]

世界で広報の助言活動を行っているケクストCNC社(本部:パリ)は3日、2月に実施した新型コロナウイルスをめぐる日米欧6ヶ国の世論調査結果を発表した。
それによると、今夏予定の東京オリンピック開催に反対する回答が日本と英国、ドイツで過半数を占めたことがわかった。
中でも日本の調査結果は反対が56%に達し6ヶ国で最多だった。
コロナ惨禍の収束が見通せない中、五輪開催に厳しい視線が注がれていることが浮き彫りになっている。

<オリンピック開催>
 東京五輪の年内開催に「同意しない」との回答は、
日本が56%(開催同意は16%)、
英国が55%(開催同意は17%)、
独国が52%(開催同意は19%)
フランスは37%(開催同意は25%)
米国は賛否とも33%だった。
米を除く5ヶ国で反対が賛成を上回った。



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<ワクチン接種>
五輪開催の可否はワクチン接種の進展が焦点なるが、日本の進捗は主要国でどん尻。
供給体制が整った場合、「接種する」と2月に答えた人の割合は、
英国は89%(前回12月は70%)
スウェーデンは76%(12月は53%)
独国は73%(12月は63%)
日本は64%(12月は50%)
米国F64%(12月は58%)
フランスは59%(12月は45%)

<ワクチン証明書>
旅行や娯楽、その他活動に導入すべきかどうか
英国は65%、
スウェーデンは55%
米国は50%
フランスは46%
日本は43%、
独国は41%
※IOCがオリンピック参加選手たちに対して自主的に求めているもの。すでに著名なジャマイカ短距離選手が接種条件ならば参加しないと表明している。

レゲヴィー氏は「国際オリンピック委員会(IOC)と日本政府は東京五輪開催に関する強い批判に直面している」と指摘した。
日本でワクチン接種が進展しなければ、国際的に反対論が強まる可能性があるとの見方も示した。
ケクストCNCは、パリを本拠にするPublicis Groupe S.A.のグループで、米欧アジア広域で企業、金融機関などに広報戦略を助言する業務を行っている。コロナ感染拡大では継続的に各国の世論を分析している。
今回の調査は2月に日米英仏独とスウェーデンの各国1000人ずつ(18歳以上)に実施した。 日本には2004年に進出している。

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<<一方、時事通信の2月のアンケート調査では>>
<オリンピック開催については>
東京五輪・パラリンピック開催の是非を問うと、
反対が58.4%
賛成が28.5%
残りはわからない。
反対理由(複数回答)は、
「新型コロナが収まりそうにない」が67.9%、
「感染対策を講じても完全には防げない」が67.0%
などが多く、賛成理由(同)は「選手のため」が63.4%などだった。

<ワクチン接種については>
「接種を希望する」は70.1%、
「希望しない」17.5%、
「分からない」12.4%。

「接種希望する」男女別では
男性が73.4%
女性は66.3%

年齢別では
60代は80.0%
70歳以上は76.4%
最も少ないのは18~29歳(60.8%)。
 調査は全国の18歳以上の男女2000人を対象に個別面接方式で実施。有効回収率は61.9%。
以上、

世界で報道されるのは、時事通信社の調査内容ではなく、ケクストCNC社の調査内容となる。

感染者数は濃厚な接触者の検査を意識的に避ければ(首都圏4都県は1~2月にかけて実際やってきたこと)、感染者数は減少し続け、重症者用ベッド数使用率も、実際増やさずともベッド数だけ増やせば使用率はいくらでも減る。

今後、卒業・入学・花見シーズン、ゴールデンウィークと感染者が急増すれば、無観客でも中止になる可能性が高い。
一般のワクチン接種は7月以降となっている。

それより個人的にはリオ五輪の45万個のコンドーム無料配布(平昌冬季五輪では11万個)、東京が何十マンコ配布するかどうか知らないが、選手村リスクがありすぎると思う。オリンピック会場は多くに分散もしている。・・どこも取り上げないので何回も書いている。

新コロナ事態下、ワクチン効果が低いとされる新英国型・南アフリカ型・米国の新型ウイルスが世界中から人や物にくっついてくるリスクがあり、臆せず国会や組織委員会などで討議すべきだろう。すでに用意しているだろうが。
厚労省の検疫防疫体制は、入国者全員に対して14日間のホテルや施設・自宅での自主隔離を罰則付きで運用しない限り、水際対策どころか水浸しになっている。
台湾では帰国し自宅隔離する人には、違反して外出した場合100万円以上の罰金を取り、さらに公表されている。

 


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