アイコン 東京都は本当に検査を増加させているのか 2月と3月の比較 1500人死亡

Posted:[ 2021年3月10日 ]

3月と2月の同日の1週間を比較すると、感染者数は長期宣言効果により半減している。しかし、高齢者の感染構成率はほぼ変わらず、2月の検査数は病院逼迫時の厚労省通達もあり検査を絞り込みして、平均8500件、3月は絞込みは解除されていると思われるが6600件と感染者数の減少に伴い減少している。

ただ、感染検査を受けるように大キャンペーンを張っているわけでもなく、感染検査を大幅に増やす増やすと政府は囃し立てるが、現場はそうは動いていないのが現実のようだ。
東京都は65000件の検査能力を有しているが、宝もすでに腐れているようだ。

陽性率も検査数を増やせば下がり、病床も増やせば率は下がり、任意にどうにでもなる。
御託の指標を並べレベルを論ずるより、国民にとっては感染者数と重症者数の結果である死亡者数が最大のバロメーター、すべてである。

肝心のワクチン接種はワクチンを供給しない生産国の米政府(ワクチン生産国第1位)と英政府+EUおよび世界第2位のワクチン生産国のインドの政府が、自国最優先主義をとり、日本は昨年8月までに契約し、メーカーの開発資金ともなる契約金も支払いながら、現状、昨年12月に国連主導の共同購入機構COVAXと有償契約し、すでにワクチンの供給を受けている韓国より接種回数は大幅に少なくなっている(日本はCOVAXに対して2億ドル無償拠出している)。



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日本では一般接種は7月からになるという、米国ではこのままのペースでワクチン接種が進めば6月から7月にかけ収束する(3月9日までの接種数9,370万回/既存のワクチンが効きにくい南ア型の特徴を持つ新型株の感染が広がっている可能性もある)。

新コロナ戦争、同盟もクソもない、これが世の現実だ。

東京都はワクチン接種の遅れから第4波を想定して、現在、これまでの問題点を総点検し、防疫対策の再構築に当たっているものと信ずるがどうだろうか。

<オリンピックとの兼ね合い>
東京オリンピックの海外観光客を受け入れるかどうか今月に決定するという。3月25日には聖火ランナーも出発する。
来月には開催の有無、開催方法についてIOCが決定する。
決定するのはJOCでも東京都でも組織委員会でも日本政府でもない。
日本のワクチン政策に対して欧米紙は酷評している。
まだモデルナ製もアストラゼネカ製(AZ製)も承認していない。AZ製については日本にとって韓国の接種は臨床治験と同じ効果がある。厚労省はいまだに石橋を叩いても何も出てこない。AZ製ワクチンを接種しなければ日本は集団免疫が構成されないことになり、結論は既に出ていることだ。

米ファイザー製も米国はおろかEUも輸出を原則禁止、許可制にしている。
4月から始まり5月から本格化する高齢者・基礎疾患者の接種では、ファイザー製もAZ製でも理由はともあれ、接種後5日以内の死亡者数が0.003%から0.004%の確率で発生している(独・英・韓)。100万人接種すれば30~40人が死亡する。高齢者3,600万人が接種すれば1,000人以上が亡くなる計算。驚かないことだ。(発表されている政府のワクチン死亡補償金の支払いは、国民にもわかるようにケースを明確すべきだろう。有耶無耶にすることは政府のお家芸でもあるが・・・)

ワクチン接種については、人の顔は存在せず、接種しなかった場合と接種した場合の比較論でしかない。世界では既に2000人以上が接種後5日以内に亡くなっているが、ワクチン接種が原因での死亡はまだ1例も報告されていない。それはこれまでのワクチン同様、接種を勧めるための政治的な方策でもある。ワクチン接種で新コロナウイルスを撲滅させる世界の政治の共通した判断とはこうしたものでもある。新コロナ戦争の戦時体制下にある。

 


スクロール→

東京都 2月と3月の比較

3月

 

感染数

65歳以上

検査数

39

290

73

4,494

38

116

27

7,942

37

237

49

6,950

36

293

70

7,455

35

301

74

7,877

34

279

62

9,909

33

316

91

1,623

 

1,832

446

46,250

日平均

262

64

6,607

高齢者比率

24.3%

 

2月

29

412

100

5,307

28

276

97

9,472

27

429

123

9,118

26

639

182

9,839

25

577

145

10,595

24

734

179

13,102

23

676

171

2,170

合計

3,743

997

59,603

日平均

535

142

8,515

高齢者比率

25.3%

 

・東京都の日の検査能力は65,000件あり

・検査数には陰性検査を含んでいる。

 


スクロール→

東京都/NHK報道数値採用

 

 

感染者数

 

死亡数

 

累計

月間

日平均

月間

致死率

1

1

1

 

 

 

2

52

51

2

1

 

3

526

474

15

16

3.38%

4

4,274

3,748

125

103

2.75%

5

5,231

957

31

185

19.33%

6

6,225

994

33

20

2.01%

7

12,689

6,464

209

7

0.11%

8

20,814

8,125

262

31

0.38%

9

25,732

4,918

164

45

0.92%

10

31,082

5,350

173

47

0.88%

11

40,939

9,857

329

34

0.34%

12

60,312

19,373

625

138

0.71%

1

100,679

40,367

1,302

259

0.64%

2

111,676

10,997

393

490

4.46%

3/9日迄

113,861

2,185

243

41

1.88%

 

 

 

 

1,500

1.31%

 


スクロール→

日本の購入ワクチン

米ファイザー製

1億4400万回分

英アストラゼネカ製

1億2000万回分

米モデルナ製

5000万回分

何れも2回接種必要分

 


スクロール→

SARS-CoV2 ワクチン

 

有効率

米ファイザー/独ビオンテック

mRNA型

95.0%

米モデルナ

mRNA型

94.5%

英アストラゼネカ

ベクター型

70.0%

米J&J・ヤンセン

ベクター型

66.0%

露ガマレア

ベクター型

接種中不明

中シノバック

不活性化型

接種中不明

中シノファーム

不活性化型

接種中不明

追、米申請5月頃予想

米ノババックス

組換蛋白質

96.0%

1回接種型(唯一となる)

開発中の日本勢(ワクチン後進国)

アンジェス

DNA型

 

KMバイオロジクス

不活性化型

 

塩野義

組換蛋白質

 

第一三共

RNA型

 

IDファーマ

ベクター型

 

 

 


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