兵庫県の感染者数はピークに比べ大幅に減少しているが、僅かだが新変異株での感染が広がっている。新変異株は海外から持ち込まれたものか、国内で変異したのか定かにされていないが、既存ワクチンの有効性が低いとされている南ア型とブラジル型を併せ持つとされ、早期に終息させなければ、10~12月には集団免疫が構成され、新コロナは収束に向かうという土台そのものが崩れることになる。
新変異株は国によって微妙に内容が異なるようが、米国・英国・カナダ・EU・韓国などでも見つかっており、米NYでは新規感染者の12%が変異株とされ、全土へ拡がっている。
日本での変異株は8日までに検疫を除けば20の都府県で計194人が感染しており、埼玉県で40人、兵庫県で37人、新潟県で31人、神奈川県で15人、東京都で14人、大阪府で12人、京都府で9人、静岡県で7人など確認されている。
9日までに新たに2月28日までの1週間の検査を行ったところ、
兵庫県で16人、
神奈川県で10人
大阪府で4人など計56人が変異株に感染していることが判明している。
埼玉県はそれ以下となる。
東京都は検査対象の感染者の61人の検体を解析したところ変異株は0人だった。
同じことは何度でも繰り返す。早期に検査を全開させ、型に関係なしに感染地域一帯の全数検査を行うことで感染者を洗い出し、感染拡大しないように隔離し、陰性化してもらうことが必要ではないだろうか。せめて新変異株の多い地域で実施しなければ、アメーバー状に拡がることになる。最新型の検査では既存型か変異株種か判断できるものもあるという。
スクロール→
兵庫県 1月から3/9日までの週間感染推移
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累積
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週間
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日平均
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12/27~1/2日
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10,232
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1,072
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153
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1/3~9日
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11,814
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1,582
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226
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10~16日
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13,512
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1,698
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243
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17~23日
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15,204
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1,692
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242
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24~30日
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16,355
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1,151
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164
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31~2/6日
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17,078
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723
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103
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7~13日
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17,469
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391
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56
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14~20日
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17,779
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310
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44
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21~27日
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17,942
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163
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23
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28~3/6日
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18,144
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202
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29
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7~9日
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18,235
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30
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