2月と3月の直近3日間を単純比較すると感染者数は倍になっている。第4波の兆し濃厚であるが、宣言も解除し、花満開、人出満開、当然のことだろう。昨年4月緊急事態宣言に至ったのは花見シーズンからであり、今回は感染力が強いとされる変異株が猛威を振るう兆しさえあるが、学習効果は0のようだ。
今後、どこまで増加すれば再宣言するのか国は示しておらず、また、重症者ベッド使用率や陽性率などは増加させればいくらでも増加でき重要指標ではない。感染者の2.0%(11/1~3/24日)が亡くなるという事実だけが数値として現れるだけだろうか。感染者数という分母が大きくなればなるだけ死亡者数も増加するというだけだ。3月26日までの累計死亡者数は9,004人となった。
第4波の信号機は、
赤信号は、宮城、
赤点滅信号は、大阪、兵庫、愛媛、山形、長野、沖縄
黄信号は、東京、神奈川、埼玉、千葉、愛知、北海道、静岡、奈良、茨城
一般のワクチン接種は7月以降、その間に第4波が本格的に襲来すれば、感染者のベースが昨年9月・10月より格段に大きく、ピーク感染者数はゆうに1万人超えてくることになる。これまでのサイクルは4月ピーク、8月ピーク、1月ピークとなっている。
特措法まで改正したにもかかわらず、これ以上自治体任せでよいのだろうか。感染者数が多いところほど口達者な首長が舵を取り、することもしないで御託ばかり並べている。