九州の感染者数は4月19日~25日までの7日間の感染者数は沖縄県を除き2,729人だったが、その前の4月12日~18日までの7日間の計1,143人から2.3倍も増加している。
福岡県は感染者数が増加していたなか、政府にまん防措置を要請せず頑張ってきたが、逆に九州全域へウイルスを感染させてしまった結果となっている。
特に福岡県と隣接する県や北部九州圏での感染が急拡大している。
九州全体がまん防措置指定が必要になってくる可能性がある。
まん防措置を取った沖縄県は▲18%減となっている。
福岡県は、感染検査数を1月のピークからほとんど減少させず、検査でウイルスを封じ込めようとしたが、博多ラーメンを食べに来る東京や関西圏の人たちが前回の解除後押し寄せて来ており、また前回ピークより感染検査数そのものを引き上げておらず、封じ込めに失敗したと見られる。
政府は都道府県自治体から要請がない限りまん防も宣言も施行しないようだが、それでは政府は執権放棄に近いともいえる。前回は宣言指定の要請をしなかったものの、政府主導で宣言指定を受けていた。九州北部を見て送球にまん防なり、宣言なり政府が判断すべきだ。