COVID-19惨禍、第3波における致死率を見てみた。感染者が増加すれば医療体制も逼迫し致死率も高くなっている。疫病対策において感染者数の絶対数を押さえ込む必要が絶対であるが、都道府県によってバラバラな動きが目立ち、政府の専門家のコントロールタワー=リーダーがいないことにすべて起因しているようだ。
変異株の英国型は感染力が強いとされるが、ジョンソン英首相は英国型でもその後重症化率も高い変異株も見つかっていると言い、英国型でもどの変異株が大阪や兵庫で猛威を振るっているのか不明な点も多い。
宣言解除により、また行楽シーズンでもあり、ヒトが活発に動いており、感染力が強いだけに全国へ拡散・感染者が拡大するのは時間の問題、その兆候がすでに見えている。
ワクチンの一般接種予定は7月から。
米国では感染力の強い変異株が猛威をふるい、まだ日々6万人前後が感染しているが、ワクチン接種は1.5億回(人口:3億32百万人/米CDC)に達しており、1回接種でも感染抑制効果があり、死亡率の低下とともに順次感染者数も減少してくるものと見られる。
ワクチン接種率が一番高いイスラエルでは、すでに全国民が1.5回以上接種した回数に達しており、ピークは日に1万人以上が感染していたものの、現在は500人前後まで減少している。ユダヤ教超正統派は政府も不可侵、規制もかけられず、ワクチン接種も強制できず、信仰者は100万人もおり、ある程度の感染者は出続けるものと見られる。信じる者は心は救われようが肉体は疫病では救われない。