残業代の未払い請求で「2年後に倒産」も!?経営者が絶対知っておくべき重要判例3
弁護士が扱う労働事件のうち、現在、最も相談数が多いのが「残業代未払いに関するものだ」と、労働法務専門の向井蘭弁護士は明かす。しかも、昨年4月の民法改正により、今後さらに飛躍的に案件数が増加し、深刻度も増すと考えられる。
この法改正は、企業にとってはかなり重要だ。内容を正しく理解し、一刻も早く対策を行わなければ、中小企業の場合、瞬く間に倒産の危機にもなり得るほどの金額を請求される可能性がある。
『東スポ』が倒産危機で大リストラを敢行! V字回復に向けた“ギョーテン秘策”とは?
残念ながらこのニュースは“飛ばし”ではなかったようだ。
夕刊紙の「東京スポーツ」が大リストラを敢行すると、『週刊文春』(4月22日号)が報じている。記事によれば、同社は45~59歳の160人の社員を対象に希望退職者を募集。社員全体の3分の1近くをリストラする予定だという。