振込先が「破産銀行倒産支店」 国税局が研修資料を回収
名古屋国税局岡崎税務署(愛知県岡崎市)が今年1月、確定申告の無料税務相談の研修で、申告書の見本の住所欄に「倒壊マンション」、振込先に「破産銀行」と書き込み、税理士に配っていたことがわかった。国税局は不適切だとして見本を回収。署長が税理士会側に謝罪し、資料を作った職員の処分を検討するという。
古参サッシ会社倒産、過剰債務でコロナ融資受けられず
これまで倒産した企業をみていると、いくつかの共通点が見えてくることがある。その一つが過剰債務の問題だ。積極的な設備投資を行い、それを銀行からの借入金で賄っていたが投資に見合った効果が得られず倒産してしまうケースだ。埼玉県内に工場を持ち、サッシなどの建築用金属製品を手掛けていた面川建機製作所(埼玉県川口市)も、過去の投資が負担になって倒産したケースだ。