兵庫県は対策本部会議で、飲食店での感染対策として、会食の際、うちわや扇子を使って口を覆い飛まつを防ぐ「うちわ会食」を呼びかけるとともに、「まん延防止等重点措置」が出されている神戸市など4つの市の飲食店に32万本のうちわを配布することを決めたという。
うちわを配るパフォーマンスより、感染検査増を図ることが先決では・・・・。
うちわでウイルスを追い出そうという魂胆なのだろうか。
一人でも多く感染者を検査で見つけ出し、人様にウイルスを移させないようにするのが行政の仕事、感染者が陰性になるまで隔離すべきところ、行政は検査をやる気がないのか、感染者数に対してあまりにも少ない。
すべてに老化している老人がトップだからだろうか。医療都市を吹聴する神戸市もあまりにも少ない。
感染者が急増しているにもかかわらず、ここ1週間、陽性者一人当たり10人しか検査をしていない。元々検査数が少なすぎる兵庫県。
感染力がこれまでのウイルスより1.3倍から1.7倍強くて若い人も重症化する確率が高いとされる英国型が県民の間で感染拡大しているという意識すらなさそうだ。
食事中、会話中にうちわで扇いでしまうと、飛まつを拡散させ、室内気流の関係で飛まつが一部分に滞留する可能性すらある。換気は必要だが、室内気流には死角も発生する。そこに客用の座席があれば・・・。俗に言う吹き溜まりの気流。