国際通りの入り口の土産品店「おきなわ屋」が閉店 コロナ禍で一等地の家賃が支払えず
国際通りの入り口に立地し、親しまれてきた土産品店「おきなわ屋泡盛蔵 スクランブル交差店」が閉店したことが10日、分かった。新型コロナウイルス感染拡大で観光客が激減し、売り上げが前年比7~8割減の状況が長引く影響で、一等地の高額な家賃の支払いが困難になった。代表者は「観光関連業には、飲食店への協力金のような支援はない」と指摘。「政府が掲げる『自助・共助・公助』に期待ができず『自助・自助・自助』で経営を続けていかなければいけない状況だ」と話した。
コロナ破綻、大規模化の兆候 年明けから増加―民間調査
新型コロナウイルス感染拡大の影響による企業の経営破綻が、大規模化しつつあることが、東京商工リサーチの調べで分かった。負債額10億円以上の破綻は、昨年7~12月の半年間に計24件判明したが、今年は4月末までで既に計25件。飲食店中心の小規模事業者で目立っていた関連破綻は、コロナ禍の長期化で中堅企業以上にも広がってきた。