アイコン 神戸市98人死亡者未公表 政府のシステム問題

Posted:[ 2021年5月13日 ]

神戸市が新型コロナウイルスの死者について、感染者の急増に伴う保健所の繁忙で遺族への了承を得るなどの業務が追いつかないとして、98人分を公表できていないことがわかったと13日報道されている。
兵庫県の発表分にも含まれておらず、市は了承が得られ次第、順次公表するとしている。

市が10日に開いた対策会議の資料によると、病院の届け出などで把握した死者数は9日時点で372人。

一方、同日時点で市が発表している死者数は274人だった。

市では、患者が死亡後、保健師が遺族の了承を得てから年代などを公表しているが、第4波の患者急増で業務が増大し、公表が遅れたとしている。

以上、共同通信参照

こうした問題は昨年8月、東京都では1ヶ月遅れの死亡報告もあり、当時、ほかの道府県より平均して1週間以上遅れて死亡者の公表をしていた(ほかの道府県は1~2日遅れで報告していた)。

保健所長の判断で、死亡者家族の同意をとるに遅れたとの理由だったが、当該者の地域名も名前も公表しないにもかかわらず、何故に家族の同意が必要なのか、厚労省の指導問題に結実する。無能な・・・省は隠蔽させたいのだろうか。

感染死亡者の報告に対して、人の恣意が入る余地はないはずだ。



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神戸市は、3月はじめ当時、日本で唯一集中的に英国型変異株の感染者が発生していた。しかし、まったく感染検査数も増やさず、感染検査でいくらかでも封じ込めようともせず、増加の一途をたどっていた。そして大阪などへ飛び火し、兵庫県どころか、こん日の大阪府や岡山県の現状となっている。

政府も尾身氏も変異株について万全の対策を採ると何回も発言していたが、結局、陽性者のウイルスのスクーリング調査を実行させ、さらに現場を忙しくさせただけだった。

スクーリング検査は民間や大学などの別の機関でやらせるべきではなかったのか。

それで、変異株に対して何の対策を講じたのだろうか、尾身氏も政府・厚労省は・・・。学術的な分析資料を作成したかっただけなのか・・・。


スクロール→

5月の大阪・兵庫の感染者数と死亡者数

 

大阪

兵庫

 

感染者数

死亡数

感染者数

死亡数

51

1,260

41

539

13

52

1,057

16

537

12

53

845

19

340

2

54

884

20

332

4

55

668

25

327

13

56

747

28

281

4

57

1,005

50

493

39

58

1,020

41

567

6

59

873

19

365

8

510

668

15

271

19

511

974

55

377

14

512

851

50

384

7

112日計

10,852

379

4,813

141

期間致死率

 

3.49%

 

2.93%

累計

92,035

1,835

36,313

818

 

 

 

未公表分

98

 

 

 

916

累計致死率

 

1.99%

 

2.52%

 

 


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