イギリスでは、ロックダウン等の規制強化とワクチン接種者数の増加の相乗効果で、一時2000人まで減った感染者数は、6月10日過ぎからデルタ型により感染者が再度増加しだし、より感染力がパワーアップしたDELTA PLUS株まで出現し、29日には2万人を突破した。
イギリスでは英国株のα型から98%インド株のデルタ株に置き換わっており、そのPLUS株がさらに猛威を振るっているという。
AZ製ワクチンはデルタ株に対して61%の有効性、ファイザー製は88%と英保健当局が発表していたが、デルタ株ではこうした2回接種者がスルーして感染している事例も多く発生している。
デルタ株よりさらに強力だとされるDELTA-PLUS株については、ワクチンの有効性などまだ何も発表されていないが、すさまじい感染の勢いとなっている。