7日の感染者数が8日発表された韓国、それによると過去最高となる1275人の感染が確認され、うちソウル首都圏の感染者数が1006人と首都圏に集中して発生していることも窺われている。
首都圏3自治体・・・ソウル550人、京畿道392人、仁川64人。
韓国政府はこの間、K防疫に浮かれ、ワクチン接種に集中し、防疫緩和を急いできた。この過程で誤った信号が相次いだと指摘されている。
規制も飲食店の営業時間午後10時までとしていた。
5月26日のワクチン1回接種者の室外ノーマスク宣言。
中央事故収拾本部のソン・ヨンレ社会戦略班長は6月24日、「国内の流行統制状態は安定的」と自信を表した。
6月27日には、7月1日から首都圏を対象に7月14日まで現行の4人から6人の集まりへ、その後は8人の集まりを認めるソーシャルディスタンス方針を公表した。
飲食店の営業時間も午前0時までに延長される予定だった。
こうしたことを受け、一連の措置が20、30代の緊張を緩めた。
若者が飲食店などに集まり、店舗閉鎖の午後10時以降もコンビニなどで酒や肴を買い込み、警察の目がとどにくい公園はさながら野外パーティ会場に化けた。
こうしたことを受け感染者が徐々に増加傾向を示し、変異株感染者も多くなり、月末になり、急遽7月1日からの緩和措置を1週間先送りすると発表した。
ワクチン接種は限られ、特に若い世代の接種は国が確保しているワクチン量の問題もあり進んでおらず、以上のように規制緩和方針の発表が若い世代の気を緩ませ、感染拡大を引き起こしたものとされている。
ソン・ヨンレ社会戦略班長は、変異株が多くなってきていたにもかかわらず、遺伝子検査は日数を要することからデルタ株とは思わず、6月21日には感染者数が375人まで減少していたため、こうした発言をなしたものと見られる。
特に首都圏に集中していると見られる外国人の不法滞在者が40万人もおり、無法地帯となり、感染者が燻り続けることは、これまで何回も指摘したとおりでもある。
気の緩みから、小学校、塾、軍隊などでクラスターが発生しており、強い対策を講じない限り、しばらく感染者の増加は止まらないものと見られる。
スクロール→
中国
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1,101,782
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43.6
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うち朝鮮族
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701,098
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27.7
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ベトナム
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224,518
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8.9
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タイ
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209,909
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8.3
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米国
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156,982
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6.2
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日本
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86,106
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3.4
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その他
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44,261
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合計
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2,524,656
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