日本自動車輸入組合(JAIA)が発表した6月の外車販売で、1千万円以上する高級輸入車の販売は、前年同月比60.9%増の3,336台と大きく伸びた。フェラーリが前年同月比80.6%増の121台、ベントレーが23.9%増の83台だった。
1千万円以上の超高級車の国内販売は富裕層の増加に伴い好調で、新型コロナウイルス流行で海外旅行に行けず、車両の消費に集中、世界的な株価上昇も背景に購入意欲が高まっている。
伊フェラーリや英ベントレーなどの6月の販売台数は、記録のある1988年以降で6月として過去最高だった。ただ、昔はなかった日本メーカーの海外生産分の輸入車も含まれており、なんともいえない。
新コロナ惨禍で非正規雇用者などは職を失ったり、大幅収入減になる中、日本でも社会の二極化が鮮明になってきている。