東南アジアにいる日本の企業戦士たちやその家族たちは、感染が急拡大化している中、半数以上がまだワクチンを接種しておらず、感染危機に怯えている。
ベトナムは新コロナ防疫の優等生で5月31日までの類型感染者数は7321人だった。
しかし、デルタ株が急拡散、それも変異し感染力をさらに高めているとされ、7月は24日までに7万4121人の感染者が出ており、それも急増中にある。これまでの防疫体制の過信により、ワクチンの手配も接種も進んでおらず、このままだとインドネシアのようになる可能性すらある。ただ、社会主義国であり、工場閉鎖含むロックダウンに入る可能性もある。
在留日本人でも、現地で接種した人たちの多くは中国製、有効性も心配され、政府はインドのように早期に帰国を希望する人たちを全員帰国させるべきだろう。財界も企業も見て見ぬ振りせず、政府に強烈に働きかけるべきだろう。
いまや企業にとって社員は捨て駒に過ぎないのだろうか、以前のカリスマ創業者たちは社員が企業を創るとしていたが・・・。
政府が率先して米国のハゲタカ新自由主義を取り入れ、日本の大手企業自体が不正ばかり行うようになり何かおかしくなっている。財界トップにしても自らの出身母体の関連企業を経産省ファンドに売りつけるなどハゲタカに化かしてもいる。
日本にあって社員を宝にしなければ会社は没落するばかりだろう。
そのためにも、東南アジアの企業戦士たちやその家族たちを一国も早く帰国させるべきではないだろうか。インドやインドネシアだけの問題ではない。