7月28日は東京で過去最高の3,177人が感染、東京を含む首都圏も過去最高の5,675人が感染、全国でも過去最高の9,576人が感染している。首都圏の比率は59.3%、全国的に増加している。
東京オリンピック、7/22~25日までの4連休、4日間もじっとTV観戦していた人は少数派だろう。デルタ株は英国株より早く発症、感染して2~3日すれば発症するという。
東京都はこれまでのような緊急事態宣言効果もなく、宣言後でも人出が多かったことに加え、さらに4連休で人出の多さが際立ち、現在の感染者増になっている。
4連休にしたのが失敗作か
菅首相の認識では接種者が30%になったら感染者は減少するという、首相のスピーチ係りがずぶずぶの素人をさらけだし、ほかの国を参考にして首相にしゃべらせているようだが、今日の状況をどう解釈しているのだろうか。
イスラエルやイギリスなどそうした標本にしたと見られる国も現在、デルタ株で感染急増をもたらしているのだが・・・。
日本の場合、接種者数が適時に報告されず、過去にさかのぼり報告されることから、1日の増加数が250万件以上も発生したようになったりしている。菅首相は以前のように日に250万件も接種していると言うのだろうか。
接種管理システムを自治体が適時に接種数を入力せず(1回目・2回目を区別しての報告義務)、システムをごちゃごちゃにしていることによるものだが、自治体は遅くとも2~3日遅れでも接種した回数をはっきり報告するのが自治体の責任ではないだろうか。1ヶ月も前の分を平気で報告する自治体など論外だ、杜撰極まりない。
どうして問題にしないのか、これまたあきれたものだ。
当然、ワクチンの管理などできようもない。
爆沈大臣自身が、杜撰にも自治体が言うがままにばらワクチンをバラ撒いたのが原因でもあるのだが・・・。いまだ都道府県には合計で数千万回分が眠っているという。