日本はウイルスを封じ込めるためのPCR検査を実施しないことから、国民への行動規制と国民の自主的防疫対策にすべて依存している。そのため、周期的にウイルスが襲い、すでに5波を観測し、そのたびに医療現場の逼迫が叫ばれ死亡者も出続けている。しかし、それは国のSARS-CoV-2に対する防疫政策であり仕方ないことだろう。その5波も大きく減少してきている。
減少は規制効果と第5波ではワクチン効果も初めて大きく出た。
日本の防疫対策のすべてはワクチンに依存しており、2回接種者がやっと全人口の50%を超えた。
高齢者や医療関係者の接種率が異常に高く、両者の接種はほぼ終了している。
しかし、両者を除いた一般の接種率はまだ32%台と低く、そうした65歳未満の一般者がこれまで主に感染したのが第5波となっている。一般の接種率は1回以上も完了も毎日0.6~0.7%の率で増加している。
もしも、ワクチン開発や接種が遅れ、デルタ株が襲っていたら、アメリカやインド同様になっていた可能性が高く身の毛もよだつ。
選挙前に意識してワクチンによる収束を計画したのだろうか。すばらしい。