新コロナウイルスによる疫病では、お上である厚労省に楯突き、感染者全員を入院させ続けてきた和歌山県、9月23日までと見られる全感染者を分析した結果を発表した。それによると、
1、東海地方に属する三重県を除く近畿6府県の分析では、人口10万人当たりの感染者数が2,289人の大阪より和歌山県は1/4少ない573人と6府県では最小であった。
「後ろ向きの検査はするな」という国に対して、和歌山県では限られた検査資源でも積極的に感染者を追跡してPCR検査を実施、可能な限り感染者の拡大を阻止、県医師会の協力の下、感染者全員の入院隔離措置により、家庭や職場内での感染拡大を阻止してきたことが奏功したものと見られる。
スクロール→
近畿6府県の感染状況
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(感染者は2021年10月30日現在/人口は2020年10月1日国勢調査分)
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人口
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感染者数
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10万人当り
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死亡数
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10万人当り
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大阪
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8,842,523
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202,422
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2,289.1
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3,045
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34.4
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兵庫
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5,469,184
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78,447
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1,434.3
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1,395
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25.5
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京都
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2,579,921
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35,874
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1,390.5
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291
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11.2
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奈良
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1,325,437
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15,595
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1,176.5
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149
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11.2
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滋賀
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1,414,248
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12,407
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877.2
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103
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7.2
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和歌山
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923,033
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5,294
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573.5
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62
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6.7
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合計
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20,554,346
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350,039
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1,702.9
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5,045
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24.5
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2、和歌山県は感染者全員を入院させており、県が個々の経過データを入手して分析したところ、検査時、以外にも発症していた人より、発症していない人の致死率が高いという結果の調査データとなっている。
これは、無発症者が発症後急速に健康状態を悪化させる割合が高く、医療対応が遅れたか、医療機関によっては対応できなかった可能性がある。
スクロール→
和歌山県 全感染者5169人分析
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検査時
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発症
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無発症
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3,970人
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1,199人
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全感染者構成
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76.8%
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23.2%
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その後肺炎容態悪化
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331人
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無発症者比
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27.6%
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その後酸素投与の中等症
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76人
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無発症者比
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6.30%
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死亡
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42人
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20人
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無発症者比
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1.6%
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致死率
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1.06%
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1.67%
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20年2月~21年9月23日までの累計感染者数の分析
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何れにしろ、政府は第5波途中、自治体に対して「中等症2以上しか入院させるな、自宅隔離もしくは施設隔離させろ」という指示を感染者数が激減した現在でも撤回しておらず、来ないことを祈る第6波に対して和歌山県の報告書は、政府、全国の都道府県知事に対して、警鐘を鳴らすものになっている。
参考、
スクロール→
大阪への昼間流入人口
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(2015年10月1日現在の国税調査によるもの)
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合計
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就業
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学業
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兵庫
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333,006
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301,247
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31,759
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奈良
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154,708
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136,381
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18,327
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京都
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96,689
|
86,171
|
10,518
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和歌山
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29,129
|
23,495
|
5,634
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滋賀
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22,827
|
18,736
|
4,091
|
その他
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31,582
|
25,687
|
5,895
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計
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667,941
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591,717
|
76,224
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