14日12時20分ころ、インドネシアで規模の大きな地震があった。震源地は同国東部のフローレス海、地震規模はマグニチュード7.6と観測されている。
震源地は南緯7.59、東経122.26、震源は約12km、M7.6
同じフローレス海を震源とした1992年の地震では、2000人以上が亡くなる甚大な被害を受けていた。その後も同地域では何回も大きな地震が発生している。ジャカルタから東へ約2000キロに位置する。
インドネシア東部はユーラシアプレートの一部であるインドシナプレートとインドプレートおよびオーストラリアプレート、フィリピンプレート、太平洋プレートが複雑に絡みあっており、火山の噴火や大きな地震がたびたび発生している。
西部もインドシナプレート+インドプレートとオーストラリアプレートが重なり合っており、これまでに巨大地震を何回も発生させてきている。
インドネシア西部に位置し、中国が建設しているインドネシア新幹線、2019年4月開業予定であったが、まだ工事中、終着駅のバンドン市は2000メートルの山々に囲まれ、海抜700メートルに所在する。山越えルートでトンネルも多く(中国の当初の計画ではトンネルはほとんど無かったとされている)、全区間で耐震化が必要な路線工事となっている(中国新幹線はいろいろなところで問題が発生、最近になって耐震化の補強工事が行われている)。