12月3日にはオミクロン株の市中感染が広がっていたアメリカ合衆国から帰国した人が自宅に帰り、自己隔離してよいとする政府の水際じゃじゃ漏れ防疫対策では、膨大な水際対策費用は銭の無駄使いだろう。
空港検疫は抗原検査、確率が低い、自己隔離しているはずの当女性は自宅で男性と会い、男性はその後、家族や知人、はたまたサッカーの試合まで見に行っていた。
韓国場合は、入管検疫検査後、陰性であれば、自宅で自己隔離に入るが、帰国2日目には必ずPCR検査を受けることになっている。隔離解除前にもPCR検査を受け、陰性であれば隔離は解除される。罰則規定もある。
日本は委託業者に電話連絡させるだけで放ったらかし。隔離満期日が来れば自主解除。
岸田首相のオミクロン株に対する防疫方針を、外務省と厚労省検疫当局のお役人たちは神棚に飾っている。
20代の帰国女性は、2回接種証明により飛行機に乗り、アメリカから8日に帰国した(空港検疫で陰性により)東京の自宅へ帰宅して自己隔離した。そのはずだったが、帰宅した当日に男性と会っていた。9日には本人発熱症状、9日にもまた同じ男性と会い、12日にPCR検査を受け、13日に陽性判明、16日にオミクロン株感染が判明。
15日に男性も陽性と判明、男性は12日に家族3人と職場の同僚ら7人とともに川崎市の等々力競技場で開催のサッカー天皇杯準決勝戦を観戦(当日の観客数は17,595人)、東京都は当該男性周辺の座席の80人に対して検査を呼びかけている。
入管当局に対して、20代女性は14日間自宅で待機することやほかの人と接触しないことなどを盛り込んだ誓約書を提出している。
いつまでもこんな水際じゃじゃ漏れ防疫対策ではもうオワコンだろう。厚労省入管当局は昨年3月を再現させている。
小池都知事は政府に対して、帰国者全員を一定期間、隔離施設に入れることを強く要請した。
1週間だけでも隔離施設のホテルに滞在させるべきだろう。
南ア滞在の日本人男性は今年こそ正月に帰りたかったが、万が一を考え帰国を諦めたと日本が封鎖する前に述べていた。
性善説に基づけば、日本には警察も検察も要らないことになる。日本には約30万人の警察官がいる。
スクロール→
身勝手な女性と男性の行動が大混乱を引き起こしている
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8日
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20女性、米国から飛行機で成田に帰国
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入管検疫陰性
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20女性、自宅に帰宅=自己隔離に入る
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20女性、自宅で男性と会う
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9日
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20女性、発熱症状出る
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20女性、8日の男性と再び自宅で会う
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12日
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20女性、PCR検査を受ける
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男性、等々力競技場でサッカー天皇杯順決勝戦観戦
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同行者は家族3人、同僚ら7人の計10人
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13日
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20女性、陽性判明、当局、感染株種を解析へまわす
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15日
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男性、陽性判明、現在株種を解析中
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16日
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20女性、オミクロン株と判明
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東京都、男性のサッカー観戦席の周囲80人に対して検査を要請
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松野官房長官、サッカー観戦者で具合が悪い人へ検査を呼びかけ
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